はじめに

今、アイドルオタクたちの間でアンパンマンミュージアムで手作りするネームキーホルダーなどが流行しています。
ジャニオタの私もアンパンマンミュージアムでネームキーホルダーを作ってみました。
(正式名称はお名前メタルストラップです)
感想記事はこちらをご覧下さい。
ネームキーホルダーはアンパンマンミュージアムに行けば作れますが、パーツをそろえると全部で約2500円もするため購入をためらう方も多いでしょう。
私も一つは購入しましたが、その他の推しまでそろえると大金になってしまうためどうしようか悩みました。

そうだ!アイロンビーズで手作りしてみよう!
そこで今回手作りのネームキーホルダーを作りたい方、興味のある方へ向けてアイロンビーズで作るアンパンマンミュージアム風ネームキーホルダーの作り方をご紹介します。
アイロンビーズが初めての方も簡単に始められるように、基本的な知識を記事にして項目ごとに載せているため安心して下さい。
また、どんな感じで作るのか知りたい方も制作過程の画像を交えて説明しているため、記事を見ながらでも作ることができます。
アイロンビーズは小学生にも親しまれているため誰でも簡単に始められます。
あなたもぜひアイロンビーズで費用が安く済むネームキーホルダーを作ってみて下さい。
道具の準備をする

購入する道具
①アイロンビーズ(黄色)
②ミニアイロンビーズ(黒、こむぎいろ、赤、白、きみどり)
③専用プレート(四角)
④ミニサイズ用の専用プレート(四角。あれば二枚準備して下さい)
今回使用したアイロンビーズはカワダのパーラービーズとナノビーズです。
他のメーカーのアイロンビーズを使用する際は、色の名称や色合いが若干異なる可能性があります。
ミニサイズ用のアイロンビーズは普通のピンセットだとつかみにくい場合があります。

その際はミニサイズ専用のピンセットを使うと簡単にビーズがつかめるためおすすめです。
上の画像は私の使用してるミニサイズ用のピンセットです。
小さいビーズも取りやすく作業しやすいので愛用してます。

専用プレートは画像の上の段がノーマルサイズ用で下の段がミニサイズ用のプレートです。
ミニサイズ用は大きさが二種類ありますがどちらを使用しても結構です。(個人的には右側が使いやすいです)
また、パーツを接着するために強力接着材も準備して下さい。
ボンドや普通の接着剤より強力接着材の方が効果があります。
ボールキーチェーンも最後に通すので準備しておきましょう。
その他の道具は自宅にある物で準備できる物もあるため、下の記事をご参考下さい。
(物品の不足や故障がある際は購入していただく必要があります)
土台を作る

最初に上の画像を参考にキーホルダーの土台部分を作ります。

プレートの両端がビーズでうまるのを目安にして並べましょう。
同じビーズを並べる作業は疲れやすいため、自分のペースで休みながら作業を行って下さい。

ビーズを並び終えたらクッキングシートを上に置いてアイロンがけをします。
(画像の下の作品はサンプルです)
アイロンビーズのアイロンがけは必ず両面を行って下さい。
画像は市販のアイロンビーズ専用のアイロンペーパーですがどちらを使用しても構いません。
アイロンビーズのアイロンがけは溶かすのにコツがいります。
初心者の方はアイロンがけのコツについての記事もあるのでご参考下さい。
アイロン後は形の反りを防止するために、辞書などの重い本を作品の上に15分以上乗せておきましょう。
パーツを作る

続いてミニビーズを使ってアンパンマンとアルファベットを作ります。
まずは上の画像を参考にアンパンマンを作ってみましょう。
ミニビーズは細かい作業なので神経を使います。
無理せずゆっくり休みながら、疲れない程度に作業を行いましょう。
完成したら土台と同じように両面のアイロンがけをします。
アイロンの温度は中温で行いますが、今度はビーズが小さいため溶けるのも早いです。
最初に4~5秒アイロンを当てた後、スライドしながら一度アイロンを離してみて下さい。
ほとんどの場合これでビーズは接着します。
もし接着していない場合、1~2秒間隔でアイロンを離せばほとんど接着します。
低温でアイロンがけをする方法もありますが、ビーズが溶けるのが遅く、形が反りやすいことからおすすめしません。
反対面は表側にするため2~3秒軽くアイロンがけをすれば結構です。
(アンパンマンは最後土台に接着するので片面は軽くアイロンがけしても問題ありません)
詳しくは関連記事もあるのでご参考下さい。

続いてアルファベットを上の画像を参考に作ります。
アルファベットのアイロンがけですが、ミニサイズ用のプレートを二枚用意してる方は「G」だけ一度プレートを裏面にひっくり返した後にアイロンがけを行います。(詳しいやり方は先で説明します)
理由は「G」の裏面を最初のアイロンがけでしっかり溶かした後に、表面を軽く溶かすことで文字の見栄えが良くなるからです。(G以外は左右対称なので裏返す必要はありません)

詳しいやり方ですが、まずミニビーズで「G」を作ったらその上にミニサイズ用の四角プレートを乗せます。
乗せる側のプレート凸部にビーズの穴が入るように乗せましょう。

二枚のプレートを手のひらで挟みながら裏返すと上の図のようになります。

上に乗ったプレートを丁寧に取り除くと「裏面のG」が表面に向いた状態ができます。
この状態でクッキングシートを乗せてアイロンがけをしましょう。

アイロンがけがすべて終わると画像のように仕上がります。
初心者の方は一日でパーツ作りをすると疲れるため、数回に分けて行うのがおすすめです。
アイロンビーズ制作は見た目以上に神経を使うため疲れます。
最初は自分の疲れないペースでゆっくり休憩を取りながら行いましょう。
作ったパーツを土台に接着する

続いて作ったパーツを土台に接着します。

上の画像のように最後ボールキーチェーンを通すのでアンパンマンの左側にビーズ1個分と隙間分のスペースを空けて接着して下さい。
いきなり接着作業に入ると位置の修正があったとき取り外すことになるため、事前に仮置きをして位置を確認してからパーツを接着するのがおすすめです。
接着をしたら15分以上乾燥させましょう。

私はコニシのウルトラ多用途という強力接着材を使用してます。
ホームセンターやネット等どこでも購入ができます。
(画像は私物の業務用サイズです)
強力接着材についての記事もあるのでこちらも参考にして下さい。
ボールキーチェーンを通す穴を広げる

次に土台の端部分にボールキーチェーンを通すための穴を作ります。
画像と同じように(アンパンマンはいませんが)ビーズとビーズの間の隙間部分にピンセットを入れて少し押し広げます。
このとき力を入れ過ぎると土台やパーツが割れるのでやさしくピンセットを扱って下さい。
もし連結してるビーズが外れたら、外れた部分だけ軽くアイロンがけを行い補修して下さい。
ボールキーチェーンを通す

最後に穴を広げた部分にボールキーチェーンを通せば完成です。
このときも作品に力を入れすぎると割れてしまうため優しく持つようにしましょう。
強力接着材なので使用後にすぐに外れる可能性は低いですが、時間の経過と共に接着部分が劣化して外れやすくなります。
また、外へ持ち出せば無意識のうちにどこかへぶつかりビーズが外れそうになることもあるでしょう。
推しグッズだからこそ、長く愛用するためにも定期的にメンテナンスを行いましょう。
ビーズの連結部分や接着部分が外れそうにないか確認をするだけでも、万が一の破損を防ぐことができます。
さいごに

アイロンビーズで作るアンパンマンミュージアム風ネームキーホルダーは、ミニアイロンビーズも使用するため細かい作業が長時間続きます。
アイロンビーズの経験はあってもミニアイロンビーズの経験がない方は多いでしょう。
アイロンビーズ制作は見た目以上に細かい作業なので疲れもたまりやすいです。
決して一日で完成させようと思わず、数日、数週間かかってもいいので自分の疲れないペースで、こまめに休憩を取りながら作品を作って下さい。
アイロンビーズでアンパンマンミュージアム風ネームキーホルダーを作ることによって、推しへの愛情がより深まります。
手作りなので市販よりも作品に対して愛着が湧きますし、もっと応援したくなるでしょう。
一度推し活グッズを作ると色んな作品を作ってみたくなります。
そんな時は他にも推し活グッズの作り方を記事にしているのでぜひ参考にして下さい。
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