はじめに

アクスタスタンドが欲しくても市販のものだと色やサイズの好みが合わない場合があります。
そのため、少しでもお洒落なアクスタスタンドを購入しようと思うと予想以上に高く、購入するのを断念、又は好みと合わない物を妥協して購入する方は少なくありません。

私もアクスタスタンドが高いために購入を諦めたうちの一人です。

あくあさんはアイロンビーズをしてるんだから自分で作ってみたらどうですか?

なるほど!それなら自分好みのアクスタスタンドが作れますね。
さっそく作ってみます。
アクスタスタンドを作った感想も書いたのでこちらもご参考下さい。
今回はアクスタスタンドを自分で作りたい方へ向けて、作り方をお伝えします。
初心者の方も各項目の詳細について関連記事を添付しているため、安心して作品作りが始められると思います。
また制作中の画像を載せながら作り方の説明をしているため、制作をイメージしながら理解することができるでしょう。
アクスタスタンドをアイロンビーズで手作りすることができれば、推しの好みを取り入れたオリジナルの推しグッズを簡単に手にすることができます。
ぜひこの記事を参考にアイロンビーズでアクスタスタンドを作ってみて下さい。
道具の準備をする

購入する物品
①アイロンビーズ(黄色、さくらいろ)
ミニアイロンビーズ(黄色、こむぎいろ、黒、赤、白)
②アイロンビーズの専用プレート(丸型、四角、小さいハート型)
ミニアイロンビーズの専用プレート(四角)
今回使用したアイロンビーズはパーラービーズ、ミニアイロンビーズはナノビーズ(共にカワダ社製)
を使用してます。
アイロンビーズはどのメーカーを使用しても可能ですが、メーカーによって色の名称や色合いが若干異なることがあります。

こちらはアイロンビーズ専用のプレートになります。
専用プレートはプラスチック製なので落としても割れません。

こちらはミニアイロンビーズ専用のプレートです。
ミニサイズ用は同じ形でもサイズが二種類ありますが、どちらを選んでも構いません。
(個人的には右のプレートの方が作りやすいです)

こちらは小さいハート型のプレートになります。
ミニアイロンビーズ用のプレートではありませんがサイズの小さいプレートです。
(凸部分が小さくないのでアイロンビーズを合わせてみると分かります)
カワダのキャンディプレートSを使用しました。
また、その他に接着剤も使用します。
アイロンビーズの接着は強力接着材がおすすめです。
その他の道具は家庭内にある物でそろえられるため以下の記事をご参考下さい。
(物品の不足や故障がある場合は購入する必要があります)
土台を作る

まず最初に丸型のプレート内に黄色いビーズを並べます。
一色なので作業しやすい順にビーズを並べましょう。

私は外側から内側を埋めるようにビーズを並べます。
作業に慣れないうちは疲れやすいため、無理をせず休憩を取りながら行いましょう。

ここまでくるとあと少しで完成です。
たまにビーズが抜けていないか確認もしましょう。

ビーズを並び終えた状態です。
作業が一段落したのでここで休憩を取るのもおすすめです。
この状態の時に作業テーブルやプレートに身体がぶつかると並べたビーズがズレてしまうため注意して下さい。

次にキッチンシートを上に乗せてアイロンがけを行います。
アイロンがけは必ず両面を行うようにしましょう。
アイロンビーズのアイロンがけにはコツがあります。
特に初心者の方は下の記事を読んでからアイロンがけに入るのがおすすめです。

色が違いますが丸型のアイロンがけをすると画像のようになります。
アイロン後は形の反りを防ぐために辞書などの重い本を作品の上に乗せてください。
辞書を乗せる時間の目安は熱が冷めるまで15分以上です。
絵柄とスタンド立てを作る

続いて絵柄とスタンド立てを作ります。
上の画像にある黄色いスタンド立ては短いので参考にしないで下さい。

先にハートから作り始めると簡単なのでおすすめです。
ハートは外側を一周分並べず画像のように並べます。
(ハートの大きさは好みなので各自で調整していただいて結構です)
ビーズを並べたら土台の時と同じようにアイロンがけを行いましょう。

続いてアクスタのスタンド立てのパーツを作ります。
ミニサイズ用の専用プレート(四角)に縦3個×横18個のビーズを並べて下さい。
これを6セット作ります。
アイロンがけを終えると上の画像のようになります。
ビーズを溶かし過ぎるとアクスタが装着できない恐れがあるため注意して下さい。
ミニビーズなので中温でも2~3秒当てれば十分溶けます。
こちらも形の反りを防止するためにアイロン後は辞書などを乗せて下さい。
スタンド立てを二枚合わせて接着する

続いてスタンド立てのパーツを二枚合わせて接着剤で着けます。
接着する面は特に決まってませんが、溶かし過ぎてない面を外側にすると、土台に着けた際見栄えが綺麗です。
接着剤を着けすぎると液がはみ出てアクスタの装着が大変なので気をつけて下さい。
接着後は15分以上乾燥させてしっかり固定しましょう。

乾燥したらアクスタをスタンド立てのパーツに差し込み、問題なく入るかを確認して下さい。
この時、差し込み口に接着剤の塊が付着してるとアクスタが入らないため、事前に確認をして取り除きましょう。
アクスタを強く差し込もうとすると接着部分が剥がれパーツ部分がズレてしまいます。
軽く差し込んでアクスタが入ったのを確認する程度にしましょう。
また、アクスタ装着時にパーツを強く握りすぎると接続したビーズが外れる恐れもあるため注意して下さい。
絵柄とスタンド立てのパーツを土台に接着する

続いて絵柄のアンパンマンとハート、スタンド立てのパーツを画像を参考に土台へ接着します。
スタンド立てのパーツは差し込み口を除いた部分に接着剤を着けて下さい。
また、ハート部分は片面のみの接着になります。
接着前に一度ハートを仮置きして、接着する部分を確認すると作業がスムーズにできます。
一度接着をしたらなるべく修正せず15分以上乾燥させましょう。
アクスタをスタンド立てに装着する

パーツ部分を乾燥させたら手持ちのアクスタをスタンド立てに装着しましょう。
念のため差し込み口に接着剤の塊が付着していないかを確認し、付着していたらピンセットなどで取り除いて下さい。
軽く差し込むだけでアクスタが直立します。
もし何度試してもアクスタが差し込めなかったり、すぐに倒れたりした場合は以下の2点が主な原因です。
①接着剤が乾燥仕切れていない。
②スタンド立てのビーズを溶かし過ぎている。
まず接着部分をしっかり乾燥させてからアクスタを差し込んでみて下さい。
それでも無理なら該当するスタンド立てのパーツを作り直して下さい。
パーツを作り直すだけでも一苦労なため、今度こそ成功させましょう。
アクスタの装着を成功させるためにも、今度はパーツ同士と土台への接着はそれぞれ半日以上乾燥させましょう。
これなら高確率でアクスタの装着ができます。

画像は横から見たものです。
手を添えなくても直立しています。

こちらは裏面です。
アクスタがすぐ倒れなければ作品の完成です。
アクスタスタンドは手作りなので時間と共に老朽化し接着部分が弱まります。
作品を長く愛用するためにも、定期的に接着部分やアイロンがけの箇所が外れそうにないかを確認するようにしましょう。
さいごに

推し活用にアクスタスタンドを手作りすると自分の好きな絵柄や色が選べます。
この記事を読んでる間は「作るのが大変そう」と感じるかもしれませんが、実際に推しへのこだわりがつまったアクスタスタンドを作り始めると楽しさを感じ始め、熱心に作品作りに取り組めます。
慣れない作業で少し大変かもしれませんが、一日で完成する必要はありません。
自分の作業しやすいペースで、何日と時間をかけてもいいので思い出に残る作品を完成させて下さい。
完成後は市販のアクスタスタンドより間違いなく推しへの愛着が湧くでしょう。
今回の記事の他にもおすすめ記事があるためぜひご覧下さい。
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