はじめに

私はSixTONESのコンサートグッズにツアーステッカーを購入しようか迷っていたところ、一次販売が過ぎてしまい購入機会を逃してしまいました。一次販売は期間が一週間くらいなので私のようにボーっとしてると購入機会を逃してしまいます。そんな方も意外と多いのではないでしょうか。
私は趣味でアイロンビーズをしており、そのとき、二次販売までの代わりに手作りのツアーステッカーが作れないかなと思いました。サイズは実物より少し大きくなってしまいますが自分で作るのもまた愛着が湧いていいのではないかと思ったのです。
そこで今回、アイロンビーズでSixTONESのツアーステッカー風を作ってみました。筆者は以前アイロンビーズでオリジナルキャラクターを作って販売していたこともあったため、サイズ感や文字、色調のイメージをしながら作ることができたと思います。
ステッカーを作った感想も記事にまとめています。
この記事は、SixTONESの手作りステッカーに興味のある方や、アイロンビーズでSixTONESのツアーステッカー風を作ってみたい方へ向けて、作品の作り方を説明した記事です。
アイロンビーズが初心者の方でも作れるように、制作中の画像や関連記事も含めながら説明しているため安心して作品作りができます。
この記事を読んで実践をするだけで、誰でもSixTONESの手作りステッカーが手に入るでしょう。
アイロンビーズは一見細かくて難しそうに見えますが、作り方自体は難しくないため根気があれば誰でも作れます。この記事を読んでぜひ作品作りにチャレンジしてみて下さい。
追記:後から注文したステッカーが届いたため参考に実物の画像を載せます。雰囲気の参考にして下さい。

材料をそろえる

まず作品作りに必要な物品をそろえます。
購入する道具
ミニアイロンビーズ (ブルー系ミックス色の大袋(※1)、白、透明)
ミニアイロンビーズ専用のプレート(四角)
ミニアイロンビーズ専用のピンセット
※1 今回トーカイで購入しましたが、ダイソーなどでもブルー系のミックス色はあります。
ビーズの使用量が多いため大袋でない場合は2~3袋準備しておくと安心です。
ミニアイロンビーズのミックス色は手芸店に行かないとなかなか手に入らないため、単色をまとめて準備しておくのもおすすめです。
ミニアイロンビーズは同じメーカーでそろえた方が溶け方や見栄えが綺麗ですが、他メーカー同士でも問題ありません。
ミニアイロンビーズ専用のピンセットですが、今回ビーズの使用量が多いため準備していただくことを推奨します。専用のピンセットがないと作業に限界があるためです。
もちろん普通のピンセットで作ることもできますが、手が疲れやすくなるため休憩を取りながら時間をかけて作品を完成させて下さい。

ミニアイロンビーズ用の専用プレートは画像のように二種類ありますが、右側の大きいサイズを準備して下さい。ミニアイロンビーズの専用プレートはおもちゃ屋や100均、手芸店、ネット通販などで手に入ります。
ミニアイロンビーズとプレートを100均のダイソーでそろえるとビーズのロットの関係でサイズが合わない可能性があるためご注意下さい。詳しくは以下の記事をご参考下さい。
その他にマスキングテープと強力接着剤を使います。マスキングテープはアイロンがけの時に使用するので忘れずに準備しましょう。
今回、細かいミニアイロンビーズを使用するため、100均の物より市販のマスキングテープをおすすめします。市販のマスキングテープについて関連記事もあるためご参考下さい。
マスキングテープの使い方の記事はこちらです。

続いて、画像は私が使用してるコニシのウルトラ多用途という強力接着剤です。私はたくさん使うため業務用を使用していますが小型もあります。普通の接着剤でも使用できますが強力接着剤の方が接着が安定するのでおすすめです。
接着剤の詳細についてはこちらです。
その他に必要な道具についてはご家庭内でそろえられるため、下の記事を参考に準備して下さい。
(道具の不足や故障がある場合は購入していただく必要があります)
プレートにビーズを並べる

道具がそろったらビーズをプレートに並べます。一見難しそうに見えますが、並べる順番は自由です。適当に並べてください。例え同じ色がかさなっても趣が出るので気にしなくても大丈夫です。
ご覧の通り、この作業は非常に疲れます。そのため、決して一日で終わらせようと思わず、少しでも疲れたと感じたら必ず休憩を取るようにして下さい。
また、アイロンビーズは細かい作業で神経を使うため、体調の悪い日に無理に行うのはやめましょう。無理をしても途中で疲れてしまい作業どころかアイロンビーズ自体が長続きしなくなる可能性もあります。

完成すると画像のような感じになります。大きさは正方形で縦、横ともにおよそ13.8㎝になります。毎晩2~3時間ほど作業を行い一週間ほどで完成しました。
その日の調子なども影響しているのであくまで目安としてとらえて下さい。ご自身の無理のないペースで行うことが大切です。並べるビーズの色や順番も決まっていないため作品作りは単調です。そのため、音楽やラジオを聴きながらすると作業が捗るのでおすすめです。
アイロンがけをする

ビーズを並び終えたらアイロンがけをします。通常のアイロンがけはキッチンシートのみですが、今回はマスキングテープを併用します。
マスキングテープを使う理由は、ビーズがムラなく溶けて作品の見栄えが鮮明になるからです。

画像は市販のマスキングテープです。今回こちらを使いました。100均にもマスキングテープはありますが、市販の物の方が接着力がしっかりしています。
今回ミニビーズを使用しており作品も細かいため、失敗するリスクを減らすためにも市販のマスキングテープを使いました。もちろん100均のマスキングテープも使えますが、ミニサイズの大作はリスクがあるためおすすめしません。
市販のマスキングテープについて気になる方は関連記事もあるのでご参考下さい。

それではさっそく作業を始めます。まず上部からマスキングテープを貼ります。最後にプレートごと裏返すため、テープからビーズがこぼれ落ちないように両端は約3センチずつ余分に取っておいて下さい。
ミニビーズは量が多いためマスキングテープを貼るのにコツがいります。
マスキングテープを貼るコツについての記事もあるため初心者の方はぜひご覧下さい。

プレートにマスキングテープを貼り終えると画像のようになります。関連記事にも書いてありますが、ビーズを多量に並べてるためテープを貼った後に少量のビーズが崩れてもおかしくありません。
ここでテープを剥がしてビーズを直すと他のビーズが崩れてしまうのでプレートを裏返すまでそのままにしましょう。マスキングテープをすべて貼り終えたらプレートごと裏返して下さい。

裏返すと画像のようになります。この後アイロンがけを行うのでアイロン台の上で作業をした方が効率良くできるのでおすすめです。

上に乗ったプレートを丁寧に取り除きましょう。この時に崩れたビーズをピンセットで立て直して下さい。このとき列が綺麗にそろわなくてもアイロンがけをすれば自然と連結するので問題ありません。
私もプレートを裏返した後は5個くらいビースが崩れていました。これほど細かい作品だとよほど器用な方でない限り、一つもビーズを崩さずマスキングテープが貼れる方はいません。多少ビーズが崩れても気にせず黙々と立て直しましょう。
次にキッチンシートを乗せてアイロンがけをします。ミニアイロンビーズのアイロンがけにはコツがあります。詳しい記事もあるのでぜひご参考下さい。
アイロンがけが終わったら作品を裏返してマスキングテープを剥がした後、反対面のアイロンがけも行って下さい。アイロンビーズは両面のアイロンがけを行うので忘れずに注意しましょう。

アイロンがけを終えた画像です。溶け方にムラがないのが分かります。
キッチンシート単体だとアイロンがけのムラが出やすいのに対し、マスキングテープを併用すると作品が固定されるため、結果的に安定したアイロンがけができるのです。

アイロン後は形が反りやすいため辞書など重い本を作品の上に乗せておきます。本を乗せる時間は作品が冷める15分くらいが目安です。画像のような5センチほどの厚さの本があると効果的です。
アルファベットを作る→アイロンがけ

続いて「SixTONES」のアルファベットと下線のパーツを作ります。まず画像のように裏面の文字を作ります。理由はアルファベットの表面はしっかり溶かすと文字が認識しにくくなるため、最初に裏面の文字を作ってアイロンがけをした方が表面の見栄えが綺麗になり認識しやすいためです。(ひらがな、カタカナも同様です)
裏面に位置する「表面」は軽くアイロンがけさえすれば接着するので問題ありません。アイロンがけでつながらない部分は透明のビーズを使用してます。

画像は裏面のアイロン後の様子です。
だいたい中温で5秒くらい当てればしっかり接続します。

表面は2秒くらい軽く当てれば結構です。表面は溶かし過ぎると文字が認識しにくくなるためしっかり溶かさないことがおすすめです。心配な方は最終的には接着してしまうので表面のアイロンがけはしなくても結構です。
関連記事もあります。
アルファベットを本体に接着する

最後に強力接着剤を使用してアルファベットと下線を本体に着けます。そのまま接着をすると位置が偏って失敗する可能性があるため、必ず仮置きをして置く位置を確認してから接着しましょう。画像を撮影してそれを見ながら接着するのもおすすめです。
文字の場合、接着後は半日以上乾燥させておくとしっかり固定されます。乾燥後に上からアルファベットと下線を軽く押してみて動く様子がなければ問題ありません。作品の完成です。
ハンドメイド作品なので強い衝撃や力が加わると破損する恐れがあるためご注意下さい。また、接着部分は年数と共に劣化します。作品を長く愛用するためにも定期的なメンテナンス(接着力の確認)は大切です。
さいごに

今回ミニアイロンビーズを使用してSixTONESのツアーステッカー風を作りました。ミニアイロンビーズは通常サイズよりも細かいため、プレートに並べるのもアイロンがけを行うのも一苦労です。
今回の作品作りで一番大切なのは「無理をしないこと」です。作品作りやアイロンがけはこの記事を何回も読んでいただければ出来ます。ですが、制作中の根気だけはこの記事で調整することができません。
無理をし過ぎると体調を崩すだけでなく、自信損失からアイロンビーズ作りへの夢や希望も失います。
完成までに何週間、何ヶ月経ってもいいのです。自分のペースで気楽にのんびりと作品作りをしていきましょう。
当ブログではアイロンビーズに関するお悩み解決、作品作りに関する記事を多数掲載しています。下記は当ブログの記事カテゴリーです。アイロンビーズの作品作りの際にぜひご参考ください。
また、アイロンビーズのお悩み、作品のリクエストも募集しています。お問い合わせフォームからお気軽にご相談下さい。
他にもオタ活グッズのおすすめ記事があるのでぜひご覧下さい。
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