はじめに

先日Twitterのフォロワーから立体作品のお悩みを拝見しました。
気になったので詳細を確認することにしました。
立体作品はパーツ自体は作るのが簡単ですが綺麗にはまらないと作品作りに苦戦します。
そこで今回は立体作品のパーツが綺麗にはまる方法をお伝えします。
実際に立体作品を作って検証をしたため実践する際の参考になります。
パーツが綺麗にはめられれば自信を持って色んな立体作品を作ることができるでしょう。
友達や家族のプレゼントにも喜ばれます。
ぜひ今後の作品作りの参考にして下さい。
アイロンがけでビーズを溶かし過ぎない

画像は箱作りのために作った各パーツです。
アイロンがけの時にパーツ下部の接続部を溶かし過ぎると接続時にはまらないことがあります。
だからといって軽くアイロンがけをすると今度は接続時にビーズが外れてしまうため軽すぎず強すぎないアイロンがけをするのがコツです。
上の画像のように「ビーズが隣としっかり接着したな」と認識できるくらいを目安にしましょう。
アイロン後すぐに辞書を乗せて形を整える

上の本はゲームの攻略本ですが辞書くらい厚い本を使用するのがおすすめです。
特に箱のような長細いパーツは形が反りやすいためアイロンがけが終わったらすぐ辞書などを乗せましょう。
辞書を使用すれば重さで作品が平らになるためパーツが反ることはまずありません。
パーツが反ると接続がしっかりできずなんとなく浮いた状態になってしまうため必ず辞書などを乗せましょう。
乗せる時間は15分以上が目安です。

私の使用した本の厚さはおよそ4センチ半でした。
この位あれば文句なしで平らなパーツができます。
パーツは軽く押し込むように接続する

せっかく綺麗にパーツを完成させても接続する時に力を入れすぎてパーツを壊してしまう方もいるでしょう。
パーツは付けるように接続するのでなく軽く押し込む感じに接続するとスムーズにできます。
ビーズを溶かし過ぎていなければ軽く押し込むだけで十分接続できます。
軽く押し込んでも無理な場合は溶かし過ぎです。
力ずくや接着剤を使って接続させても作品の見栄えや使用感が良くなく不安定になります。
そんな場合は接続できないパーツだけ作り直しましょう。

画像は裏側の画像です。
接着剤は一切使用していません。
接続部は軽く押し込んだだけで接続しました。
ビーズの溶け具合など参考にご覧下さい。

こちらは右側面です。

こちらは左側面です。

底になります。

上からの画像です。
ビーズを溶かし過ぎなく、アイロン後に辞書で平らにすれば軽い力で自然と接続できるのです。
さいごに

立体作品で一番難しいのはパーツを作ることより接続することだと思います。
①アイロンがけで溶かし過ぎない
②アイロンがけの後すぐに辞書をのせる
そしてこの二つがそろい初めて
③軽い力で押し込むようにパーツを接続する
ことができます。
この3つを守ればパーツが綺麗に組み立てられるのでぜひ実践してみて下さい。
今回作った作品はこちらの「かんたん、かわいいすみっこぐらしのこもの」を参考にしました。
この記事の他にもおすすめ記事があるためそちらもご参考いただけたらと思います。
コメント