はじめに

今回フォロワーから立体作品のお悩みツイートを拝見しました。
フューズビーズの立体作品に関するお悩みのようです。
作品によっては組み立てが難しく施行時にパーツを壊してしまったりビーズに弾力があって組み立てにくいことがあります。
そこで今回は元アイロンビーズデザイナーの私が実際にフューズビーズを使って立体作品を作ってみたいと思います。
実体験から失敗しない方法を抽出したためこれからフューズビーズで立体作品を作る方の参考になるでしょう。
またフューズビーズと相性が合わなくお悩みの方も何かのヒントになるためぜひこの記事を参考にして下さい。
アイロンがけはビーズの穴が1~2ミリ見えるまで溶かす

画像はフューズビーズのパーツを作りアイロンがけしたものです。
立体作品は溶かし過ぎても組み立てられませんし、ある程度しっかり溶かさないと組み立ての際にパーツが壊れるため難しいジャンルです。
アイロンがけの目安としてビーズの穴が1~2ミリ見えるまで溶かして下さい。
手っ取り早い方法として上の画像を目安にアイロンがけをするのがおすすめです。
アイロン後のパーツは20分以上冷ましてから組み立てる

フューズビーズはアイロン後しばらくたってもパーツに弾力があります。
そのためアイロン後にすぐパーツを組み立てるとアイロンの熱でさらに弾力があるためパーツが壊れやすいのです。
弾力を抑えて組み立てやすくするためにもアイロン後は20分以上パーツを冷ましておきましょう。
私はこの方法でパーツの組み立てをしたら一度もパーツを壊すことがありませんでした。
組み立ては軽く押し込む感覚で行う

特にフューズビーズは弾力があるため他のメーカーと同じ感覚で組み立てると壊れる可能性があります。
しかしビーズの特性に配慮すれば誰でもパーツを壊すことなく組み立てられます。
大切なことはパーツを軽く押し込む感覚で組み立てることです。
パーツは「付ける」感覚でなく「軽く押し込む」感覚を意識するのがコツです。
ビーズに弾力はあってもよほど強い力が加わらなければパーツは壊れません。
フューズビーズの組み立ては力加減を減らすと上手く付き合っていけると思います。
まとめ

アイロンビーズはメーカーごとにそれぞれ特性があります。
フューズビーズは他のメーカーの物と比べて弾力があることから
①ビーズの穴が1~2ミリになるまでアイロンがけをする。
②アイロン後、パーツの熱を冷まして弾力を抑える。
③組み立ては軽く押し込んで行う。
ことが大切です。
これからフューズビーズで立体作品を作る方はこの3点を意識するだけで失敗しない作品が作れるでしょう。
愛用するビーズと長く付き合っていくためには難所をカバーして作ることが大切です。
フューズビーズが合わなくてお悩みの方もぜひこの3点を意識して再挑戦してみてはいかがでしょうか。
今回の記事の他にもおすすめ記事があるためご参考いただけたらと思います。
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