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簡単なアイロンビーズ作品を作ってみよう①

30代の作品作り
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1.はじめに

今回はこれからアイロンビーズを始める方へ最初の一歩として簡単なアイロンビーズ作品を一緒に作ってみようと思います。

この記事を最初に目にした方はまず「必要な道具が分からない」と思うかもしれませんがブログ内の別記事に必要な道具についての記事があるためそちらを参考にして下さい。(トップページからアクセスできますが近日中に記事のリンクを貼ります)

また作品制作に必要なビーズの色は事前にそろえていただくようお願いします。

アイロンビーズはアイロンを使用するため小さいお子さんのいる方は火傷に注意して下さい。

また、アイロンビーズは誤飲事故の可能性もあるため乳幼児のお子さんのいるご家庭では目を離さぬようお願いします。

このテーマにした理由は初心者の方に少しでもアイロンビーズ制作に慣れていただき楽しく制作していただきたいと願っているためです。

そのため作品制作の記事はシリーズ化していく予定なのでお楽しみに。

2.コーヒーカップを作ろう

今回は写真のコーヒーカップを作ります。

子ども向けのデザインですがアイロンビーズ制作はまず簡単な作品から始めて完成時の達成感を積み重ねていただくことが上達するために大切です。

今回の必要物品は以下の通りです。

①カワダ社のアイロンビーズ3色(さくらいろ、きいろ、ピンク)

写真は使用ビーズのサンプルになります。

②アイロンビーズ専用プレート(四角型1枚)

③ピンセット

④アイロンビーズペーパー又はクッキングシート

⑤アイロン、アイロン台

⑥辞書又は本(アイロンがけの後の作品を押さえるために使用します)

ビーズは他のメーカーの物でも構いませんが色合いが若干異なるため完成時の見栄えが変わる可能性があります。

アイロンビーズは写真のように使う分だけ小さな容器に入れておくと作業がしやすいです。

3.作り方

色んな作り方がありますが私は完成時の見栄えを重視するため作品を裏返した状態で制作します。

そうすると下の写真のようになります。

今回はこちらの写真を見ながら制作していきましょう。

①完成品の写真を見ながら端からビーズを並べていきます。

ビーズは中心部分を中央辺りに並べるとスペースが間に合います。

また、プレートに並べるビーズの数が写真のビーズの数と違うと形がまったく違うものになるため

確認しながらビーズを並べていきましょう。

②色が変わる部分は配色や同じ色を並べる数を間違えやすいため写真を見ながら数を間違えないようにしましょう。

この作品で一番難しい所は色が小刻みに変わるハート模様の部分です。

こちらも落ち着いて写真を見ながら作業すれば間違えずにできます。

こういった模様は左右対称に色合いとビーズの配置数が同じことが多いため少し遠くから見て左右のバランスが合うか確認することも大切です

③カップの取手部分を作ります。

先程までは左右対称のカップにビーズを並べてましたがこういった左右対称でなく配列数と並べる場所がまったく異なる部分は失敗が多いため写真や見本をしっかり確認することが大事です。

④ビーズを並べ終えたら次はアイロンがけです。

アイロンの温度中温にします。

キッチンシート又はアイロンビーズペーパーを用意してアイロンがけができる準備をしましょう。

アイロンがけをする直前になったら下の図のように作品の上にペーパーをおおいます。

最初は3~5秒間隔でアイロンを当てて下の図のようにシートに輪っかのシミが見える位になるまでアイロンがけを続けましょう。

3~5秒の間隔でアイロンを一度離し適宜シートの上からビーズの状態を確認するのがコツです。

最初にアイロンがけをする面は裏側なので多少ビーズが溶けても見栄えに影響しません。

ですがアイロンの当てすぎはビーズが変形する原因になるため気をつけましょう。

写真のようにしっかりビーズを溶かす感じに仕上げましょう。

ビーズの溶かしすぎは最終的に作品にゆがみになるため溶かしすぎないように注意して下さい。

⑦キッチンシート又はアイロンビーズシートをはがし取ります

注意したいのが勢いよくはがし取るとシートが破れる恐れがあるためゆっくりはがすようにして下さい。

アイロンがけが終わったら火傷に気をつけてピンセットで押さえながらキッチンシートをはがし取ります。

アイロンがけしたばかりの作品は100度以上の高温です。

できるだけ接触部分を減らしながらシートをはがし取りましょう。

その後アイロンがけをしていない面(表面)も同じようにシートを当ててアイロンがけを行いますが裏面をしっかり溶かしているため軽くビーズが取れない程度を目安にアイロンがけをしましょう。

表面をしっかり溶かしてしまうとビーズの溶け具合の誤差が所々まばらに出現してしまうので見栄えが綺麗になりません。

アイロンがけは裏面はしっかり当てて表面は取れない程度に軽く当てると覚えておきましょう。

⑧熱が冷めないうちに作品上に辞書などを置きます。

これはアイロンがけにより作品の歪んだ部分をまっすぐにするために行います。

作品は接着済みなため直に置いても問題ありません。

辞書などの重みのある物がない場合は厚めの本、小ぶりな作品であれば雑誌や教科書でも構いません。

アイロンがけの後に辞書等を上に乗せるのと乗せないのでは出来栄えが違ってきます。

何もしないと作品が煎餅のように歪んでしまうのです。

一手間かかるかもしれませんが満足した作品を手に入れるために最後に取り入れましょう。

辞書等を乗せる時間は大体15分前後でいいと思います。

あまり早いとまだ作品に熱が残っているため15分くらいが熱も冷めて扱いやすいでしょう。

⑨完成

辞書等を取り外せば作品が完成します。

注意して欲しいのが完成後に間違い等で色を変えたい場合や漏れがありビーズを補充したい場合はビーズがすでに接着してる状態なため取り外しができません。

はさみで部分的に切り取れば再度接着もできますが見栄えが変わってしまうため再度作品を作り直すか日頃からアイロンがけの前に間違いや漏れがないかを確認するようにしましょう。

作品を手に取ったばかりの際はまだ温かさが残っていますが2~3時間も経つと作品が冷めて頑丈な状態になります。

完成後にもしビーズの連結部分が外れそうな場合は再度シートを上に乗せて軽くアイロンを当てましょう。

作品完成後も長く愛用したい場合は定期的なメンテナンス(拭き掃除や必要に応じて軽いアイロンがけ)を行うと長く愛用できるでしょう。

4.さいごに

一見簡単そうに見えるアイロンビーズ制作も見本と同じようにプレートに並べる作業は慣れるまでが大変です。

例え見本と同じようにアイロンビーズをプレートに並べたとしてもその後のアイロンがけでビーズを溶かし過ぎないように気を着ける必要があるため最後まで気が抜けません。

しかし完成した後の喜びや達成感は制作に対する自信と新たなる挑戦への希望に必ずつながります。

今回は簡単な作品でしたがをこなすことで制作の腕が確実に上達するので安心して下さい。

他にも初心者向けの制作記事を掲載しているのでこちらも参考にご覧下さい。

【おすすめ記事:簡単なアイロンビーズ作品を作ってみよう②】

【おすすめ記事:簡単なアイロンビーズ作品を作ってみよう③】

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